マーケティング現場の用語集|思考法(ロジカルシンキング)
Sampling Bias:あやまったサンプルせんてい / サンプルの偏り
ひとことで言うと
調べる対象(サンプル)が目的に合っていない、または偏っているために、調査や分析の結論が役に立たなくなる誤りです。
帰納法では、集めた事実(サンプル)が結論の土台になります。そのサンプルが目的に合っていないと、どれだけ丁寧に分析しても正しい結論は得られません。たとえば、新規客を増やしたいのに、店内アンケート(=すでに来ている既存客の声)だけを集めても、「なぜ来店しないのか」という新規客の声はわかりません。調査の前に、「目的に対して、誰の声を聞くべきか」を確認することが大切です。
ラーメン店が新規客を増やすために店内アンケートを取ったところ「サイドメニューを増やしてほしい」という声が多かったが、これは既存客の声。新規客の声を聞くには、近隣で来店したことのない人への調査が必要です。